昔から「日本レコード大賞」で、どの歌手が推薦されるか楽しみと思っている人は多いでしょう。
歌手も注目される存在で気にはなりますが、その一方で「司会者」も興味がわくのではないでしょうか。
私個人が、一番疑問に感じているのが人気アイドルグループの「嵐」を含めた、ジャニーズのメンバーがどうして毎年日本レコード大賞に出ないということです。
さらに、ジャニーズファンたちもネット上で長い間、悔しがっていたのではないでしょうか。
とはいえ、2020年に嵐が日本レコード大賞に出場をしているので、ファンも喜んだに違いありません。
どうして、ジャニーズが日本レコード大賞に出場しなかったのかや、歴代の司会者のエピソードもまとめてみました。
目次
日本レコード大賞の歴代司会者一覧
日本レコード大賞は1959年から始まり、日本で最も古いミュージック番組です。
こうしたミュージック番組では出場する歌手に注目が行きますが、日本レコード大賞は司会者にも注目が集まるようです。
日本レコード大賞の歴代の司会者は、以下の通りです。
- 第1回-第6回(1959年-1964年) 芥川隆行
- 第7回-第10回(1965年-1968年) 三木鮎郎
- 第11回、第12回(1969年、1970年) 高橋圭三
- 第13回(1971年) 高橋圭三・山本陽子
- 第14回-第18回(1972年-1976年) 高橋圭三・森光子
- 第19回、第20回(1977年、1978年) 高橋圭三・久米宏・黒柳徹子
- 第21回(1979年) 高橋圭三・檀ふみ
- 第22回(1980年) 高橋圭三・渡辺謙太郎・中田喜子
- 第23回(1981年)高橋圭三・渡辺謙太郎・竹下景子
- 第24回(1982年)高橋圭三・児玉清・竹下景子
- 第25回(1983年)高橋圭三・竹下景子
- 第26回(1984年)森本毅郎・竹下景子
- 第27回(1985年)森本毅郎・倍賞美津子
- 第28回(1986年)森本毅郎・竹下景子
- 第29回-第30回(1987年-1988年)関口宏・三雲孝江
- 第31回(1989年)板東英二・楠田枝里子
- 第32回(1990年)板東英二・和田アキ子
- 第33回(1991年)石田純一・布施明・黒柳徹子
- 第34回(1992年)神田正輝・黒柳徹子
- 第35回-第36回(1993年-1994年)宮本亜門・牧瀬里穂
- 第37回(1995年)西田敏行・中山秀征・渡辺真理
- 第38回(1996年)堺正章・飯島直子
- 第39回(1997年)堺正章・草野満代
- 第40回(1998年)堺正章・江角マキコ
- 第41回-第42回(1999年-2000年)堺正章・黒木瞳第43回(2001年)堺正章・米倉涼子
- 第44回(2002年)堺正章・菊川怜
- 第45回(2003年)堺正章
- 第46回(2004年)堺正章・伊東美咲
- 第47回(2005年)堺正章・綾瀬はるか
- 第48回-第49回(2006年-2007年)
- 第50回(2008年)堺正章・上戸彩・松下奈緒
- 第51回-第53回(2009年-2011年)堺正章・藤原紀香
- 第54回(2012年)安住紳一郎・新垣結衣
- 第55回(2013年)安住紳一郎・上戸彩
- 第56回(2014年)安住紳一郎・仲間由紀恵
- 第57回(2015年)安住紳一郎・仲間由紀恵
- 第58回(2016年)安住紳一郎・天海祐希
- 第59回(2017年)安住紳一郎・天海祐希
- 第60回(2018年)安住紳一郎・土屋太鳳
- 第61回(2019年)安住紳一郎・土屋太鳳
- 第62回(2020年)安住紳一郎・吉岡里帆
以上が日本レコード大賞で、過去に司会者を務めた人たちです。
日本レコード大賞の司会者を務めた年数が長いのは堺正章さんと、安住紳一郎さんです。
堺正章さんは「1996年~2011年」まで、司会者を務めていました。
安住紳一郎さんは「2012年から2020年」の9年連続で、司会者をされています。
女性の司会者は男性司会者よりも交代が速く、色々な女性が司会を務めていたようです。
女性の司会者は、どの方も好感度が高い印象のある方が選ばれている感じです。
日本レコード大賞はだいたい大晦日に開催されていたのですが、それは47回までのようです。
理由は、視聴率が低迷していたようで、48回目からは12月30日に開催されるようになったようです。
ちなみに、大晦日でまだ開催されていた第32回で司会者をしていた和田アキ子さんは、同じ大晦日の別の番組で紅白歌合戦にも出演をしていました。
この時は、和田アキ子さんが司会と出場をしていたことが、史上初の同時出演となりました。
2013年に開催された第55回日本レコード大賞は、当時のEXILEリーダーHIROさんがパフォーマーを引退した時期で、妻の上戸彩さんと共演していたのを思い出します。
多くの人もHIROさんと上戸彩さんとの共演が、印象に残っているのではないでしょうか。
第60回・61回の日本レコード大賞では、土屋太鳳さんも無難に司会を務めました。
どうしてジャニーズのメンバーは日本レコード大賞に出場しないのか?
「輝く!日本レコード大賞」でジャニーズが出場しないのに、疑問を持っているファンは多いのではないでしょうか。
ジャニーズ事務所は30年ほど、レコード大賞との関りはありません。
1987年に近藤真彦さんがレコード大賞で「愚か者」を歌ったのを最後に、ジャニーズのメンバーが受賞したという記録はありません。
1990年にアイドル部ループの「忍者」が出場が決まっていたそうですが、演歌・歌謡部門が期待されていたので出場を辞退したそうです。
SMAPも「世界に一つだけの花」を歌う予定だったようですが、歌詞の中にあるようにナンバーワンではなくオンリーワンを大切にした歌だということで出場を辞退されています。
ただ、ジャニーズ事務所は、優劣を決めるような競い合いに参加しないということを発表しています。
どうしてジャニーズは日本レコード大賞に参加しないのかというと、勝ち負けにこだわらない圧倒的なブランドイメージを強くしたいということなのでしょう。
とはいえ、CDなどの売り上げランキングでは勝敗が決まっているので、日本レコード大賞で賞が取れなくてもブランドに傷は付かないと思えますがジャニーズ事務所としてはそうではないのでしょう。
2010年に近藤真彦さんが「最優秀歌唱賞」を受賞していますが、これは特別だそうです。
なので、この先の日本レコード大賞の参加は、一切ないとジャニーズ事務所は発表しています。
紅白歌合戦には出場をして、活躍をしてほしいものです。
ジャニーズ事務所が歌の賞レース参加を解禁
ジャニーズは歌の賞レースだけではなく、日本アカデミー賞の俳優部門でも辞退をしています。
ですが、2015年になぜかいきなり解禁を発表し、岡田准一さんが「永遠の0」で最優秀主演男優賞しています。
これに関して、映画関係者から、「最優秀賞を撮り逃すことを避けた計画的なものだったのではないか」という疑問の声があったようです。
歌の賞レース解禁となったジャニーズですが、これからのジャニーズ事務所の出方がきになりますね。
また、2020年の日本レコード大賞の司会者は男性・女性と、誰になるのかも楽しみです。