カメレオン俳優の代表ともいえる、演劇界で人気を誇る阿部サダヲ(アベ サダヲ)さんカメレオン俳優の代表ともいえる、演劇界で人気を誇る阿部サダヲ(アベ サダヲ)さん。
所属する劇団、大人計画では看板役者の一人です。
今回は阿部サダヲさんの出身地と学歴を調べ、まとめてみました。
目次
阿部サダヲの出身地はい一体どこ?
阿部サダヲさんの出身地は、千葉県松戸市。
江戸川をはさんで葛飾区柴又の向こう側にあるのが松戸市です。
葛飾区柴又といえば、大人気シリーズ映画【男はつらいよ】や人気漫画【こちら葛飾区亀有公園前派出所(いわゆるこち亀)】を思い出しますね。
懐かしい・・・話を戻します。
松戸市は、実は千葉県内では人口の多さ第三位を誇る都市。
そこから東京都内へ通勤通学をする人がとても多いそうですよ。
同じ松戸市が出身地の有名人として、俳優の山崎努さんや料理研究家の平野レミさん、元AKBの秋元才加さんや作家の伊坂幸太郎さんが挙げられます。
阿部サダヲさんは松戸市に生まれた4人家族。
父母、そしてお姉さんがいます。
高校までは地元の学校へ通いました。
コントバンドの【グループ魂】でともに活動するベーシストの小園竜一さんとは高校時代の友人で、一緒に暮らした経験もあるようです。
所属する劇団、人間計画の中では早い段階で人気俳優となった阿部サダヲさん。
映画やドラマで主演を果たすまでの存在となるには、なかなかの時間を要しました。
とはいえ、今やほかの役者には取って代われない俳優ともいえます。
阿部サダヲさんには、今後も様々な役柄で活躍してほしいものですね。
阿部サダヲの学歴まとめてみた!出身中学、高校は?
実は阿部サダヲさんはプロ野球が好きで、中でもかなりの巨人ファンでした。
なんでも、少年時代は原辰徳さんに惚れ込んでいただとか。
そして小学生~高校生の間は、野球一直線の生活でした。
“自分が原だと思いこむようにしてたり。
歩き方とか、打ち方とかも原にして。
そういう変身をして行かないと、自分の力が出せないみたいなところがあったと思います”
この言葉から、原さんへの敬いの念と自己変革努力がうかがえますね。
そんな阿部サダヲさんが通った小学校は、松戸市立上本郷第二小学校です。
当時は4番のサードを務め、なんと地区大会ではホームラン王に輝く活躍をしたそうです!
そして、同時期に初めての恋をします。
残念ながら片思いで終わってしまったようですが・・・。
その後、松戸市立第六中学校へと進学しました。
引き続き野球に打ち込み、当時のポジションはセカンドでした。
このころには、足がとても速く盗塁を得意としたプレーが特徴的だったようです。
また、中学1年生にて初めての彼女ができます!
当時にしては割と早めの交際経験ではないでしょうか。
初デートにディズニーランドを選んだ阿部サダヲさん。
前の日にお母さんへ頼んで、腕を組む練習をしたそうです。
想像しただけで笑みがこぼれてしまうかわいさですね(笑)。
中学を卒業し、松戸市立松戸高等学校へ通うことになりました。
近隣には“県立松戸高等学校”という名の高校もあり、名前がなんとも紛らわしいですね。
地元民は、市松・県松と呼び分けているみたいですよ。
高校でも野球は続けていた阿部サダヲさん。
実は、本気でプロ野球選手になりたくて日々練習に励んでいたのです。
しかしながら、あるライバルの出現でその夢が壊れてしまいます。
それが、私立銚子高等学校の石毛博史選手の存在でした。
ご存じの通り、元プロ野球の、あの石毛選手です。
やはりプロへ行く選手とはすでに実力の差があったようで、それを知った阿部サダヲさんはプロへの夢を断念したのです。
一方で恋愛に関しても、なかなかうまくはいかず。
中学1年生から交際を続けていたディズニーランドの彼女と、高校3年生で別れてしまうのです。
なんとも苦い締めくくりの高校生活でした。
阿部サダヲの大学はどこ?そもそも進学したの?
阿部サダヲさんは、高校卒業後に秋葉原の家電量販店“ラオックス”へ就職しました。
大学には進学していません。
ラオックスでは、ファクシミリの売場担当を命じられていました。
しかし阿部サダヲさんは、自分自身が接客向きではないということにここで初めて気づきます。
どうしても出勤したくないという日には、電車に乗るのも嫌で反対方面の車両へ乗ろうとしたこともあるそうです。
そうこうしている間に、上司から辞表の書き方が載った本を受け取り、そのまま退職の運びとなりました。
周囲も阿部サダヲさんの様子と接客の不向き加減に気づいていたのですね。
その後も様々な職業を経験しました。
警備員や飲食店店員、なんとトラックの運転手まで。
これぞまさに“迷走”。
高校時代までずっと野球に明け暮れていたので、自分自身を見失っていたのかもしれませんね。
そんなあるとき、深夜に見ていた小劇場の番組で何かを感じ取った阿部サダヲさん。
「運転手ってずっとひとり。
ラジオを聞いて、昼間は雑誌、夜はテレビ。
なんとなく自分の周りにサブカルチャーが入ってきた。
ほとんど友だちいないし、ちょっとお芝居見に行ってみようかなって。
野球部とかって文科系のこと知らないから、おれ、ちょっと知っちゃおうかなぁって。」
なんとこの感情が、松尾スズキさん率いる【劇団大人計画】入りへのきっかけとなったのです。
宮藤官九郎さんと温水洋一さんのコントに惚れ込んだ阿部サダヲさんは、ある日劇団大人計画のオーディション広告を持ち帰りました。
とりあえずオーディションを受けるだけで満足だと考えていた阿部サダヲさんでしたが、結果はなんと合格。
劇団に入ると、演技力の高さに役者経験があるのではないかと疑われたようでした。
人はどこで芽が出るか花が咲くのか、そのときまで誰にもわからない。
まさにそれを体現したかのような阿部サダヲさんの半生ですね。。