古谷一行さんはフロム・ファーストプロダクション所属の俳優です。
1977年の『横溝正史シリーズ』で金田一耕助役、1982年の土曜ワイド劇場にて『混浴露天風呂連続殺人』シリーズで主役・左近太郎役を演じたこともある方です。
今回は古谷一行さんのご家族についてや温泉で犯してしまった過ちについてをまとめてご紹介します。
目次
古谷一行さんの息子は超大人気のミュージシャン
古谷一行さんの息子はDragon Ashのボーカル・降谷建志さんです。
Dragon AshはJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント内のレーベル、MOB SQUAD所属のミクスチャー・ロックバンドです。
Kj及びKENJI FURUYA名義でも活動している降谷建志さんはボーカル、ギター、作詞・作曲も担当しています。
最近の二世タレントはデビュー直後から「だれだれの子供」という立場でメディアに登場しますが、降谷さんは親の七光りに頼らずやっていきたいとの理由により、父が俳優の古谷一行という事実を隠し、名字を降谷と一字変えて活動していたほどです。
ちなみに降谷建志さんの本名は「古谷 建志」です。
もちろん古谷一行さんも降谷建志さんが息子であることを決して明かしませんでした。
降谷建志さんはミュージシャンだけではなく俳優業でも一目を置かれており、Dragon Ashとして活動する以前の1995年に『ゲレンデがとけるほど恋したい。』で俳優デビューしています。
この時は降谷建志名義ではなくkenji名義での活動でした。
その他にも2013年に大河ドラマ『八重の桜』、2017年に映画『アリーキャット』に出演しています。
『八重の桜』の出演オファーは降谷さんにとって「寝耳に水」だったそうですが、東日本大震災の被災地である福島県を舞台にしていることから、「自分が出ることで支援金に100円でも1000円でも上乗せできるのなら……と思ったら、『ノー』という度胸がなかった」とコメントしています。
34歳になって、新しいチャレンジをさせてもらえることも理由の一つとしてあげています。
歌だけではなく父親と同じく俳優としても活躍している降谷建志さん。
2003年の映画『手紙』では親子で共演もしているので、これからも様々なところで活動を見たいですね。
古谷一行さんの奥さんが誰だか知ってる?
息子である降谷建志さんの奥さんについてはタレントのMEGUMIさんというのは有名ですが、古谷一行さんの奥さんが誰なのかご存じの方は少ないのではないでしょうか。
それもそのはず、古谷一行さんの奥さんは一般人だからです。
古谷一行さんは人気絶頂の1973年に結婚されていますが、一般人のため名前、年齢、顔写真など一切の情報がありません。
古谷さんの奥さんに対する発言も確認されていないため、よほど大切にしているというのがうかがえます。
少ないながらも上がっている情報は奥さんは元CAで共通の友人の紹介で知り合ったそうですが、噂どまりで本当かどうかもわからないほどでした。
古谷一行さんが温泉で不倫?
古谷一行さんといえば1982年から2007年の25年間、土曜ワイド劇場にて『混浴露天風呂連続殺人』シリーズの主役・左近太郎役を演じていました。
『混浴露天風呂連続殺人』とは古谷一行さんが演じる左近太郎警部と、木の実ナナさん演じる山口かおり警部補の日本一オシャレな名刑事コンビが混浴露天風呂を舞台事件を追い見事に解決していくというストーリーです。
どの回も主にAV女優を起用し、露天風呂のシーンでは乳房を一切隠さず登場したり秘湯でゆったりとする姿を見せつけ視聴者に旅情をアピールしたりしてシリーズ最高視聴率28.6%と高視聴率を得た作品です。
視聴者はよほど温泉に浸かりたかったのでしょうね。
このドラマを舞台とした無名だった温泉地に人が集まるなど秘湯ブームの火付け役にもなったほどです。
このドラマでは古谷一行さんはちょっとした事件を起こしてしまいます。
古谷一行さんは入浴シーンのためにゲスト出演したセクシー女優の浅井理恵さんに不倫を暴露されてしまいます。
このことに対し古谷さんは迅速に謝罪会見し「ハイ、やりました!」と認めたこともあり、シリーズはそのまま継続されました。
終始毅然とした態度が評価され、逆に相手側の方が不倫の暴露時にマスコミから取材料を請求していたこともあり顰蹙を買ってしまうほどでした。
ちなみに『混浴露天風呂連続殺人』には昭和のプレイボーイ、火野正平さんも出演していましたが、火野正平さんがらみの何かはありませんでした。
川島なお美さんが女優として開花したのは古谷一行さんのおかげだった
川島なお美さんといえば女優として有名ですが、女優活動をする前はタレントとして活動していました。
平均視聴率が20%を超えのドラマ「失楽園」では古谷一行さんと川島なお美さんのラブシーンが有名です。
この時の体当たりの演技が女優として世間に認められた切っ掛けと言われています。
川島さんはドラマにも多く出ていましたが、やはりタレントあがりというイメージが強く、そこまで演技力を求められていなかったのでしょう。
彼女は監督がOKを出した演技でも自分が納得いかなかったら何度でもやり直しをさせてくれるように頼んでいたそうです。
その時“タレント”がドラマに出ているという雰囲気がいつもあったそうで、タレント上がりの女優が他の役者に対して迷惑をかけているという感想を持つ人も少なくなかったかもしれません。
しかし、相手役である古谷一行さんは嫌な顔一つせずに川島さんの演技に何度でも付き合ってくれたそうで、川島さんはそのことに感謝を示していました。
川島なお美さんの女優としての開花したのは古谷さんの懐の深さが一役買ってくれたのだそうです。