俳優、名脇役として活躍している塩見三省(しおみさんせい)さん。
その演技力は素晴らしく、時には凄みのあるヤクザ役、時には人情味あふれるおじさん役と様々な役柄を演じ分けています。
俳優の方は一度ドラマなどに出演したのちにそのイメージが定着してしまうことも多いですが、塩見さんは毎回異なった印象を受ける素晴らしい役者さんですね。
ただ、最近「痩せてしまったのではないか?」と言われています。
実は、闘病生活をしており、2年間お休みしていたようです。
そんな塩見さんの現在や、病気のこと、そして病気を一緒に闘ったご家族のことについて紹介します。
目次
塩見三省さんの現在
2020年7月28日にNHKで放送された大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』はご覧になったでしょうか。
塩見さんも、犬養毅役で出演されていました。
塩見さんはこのドラマでの想いをブログで綴っているんです。
2013年に大ヒットした、同じくNHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』。
その中で塩見さんは琥珀の勉さん役を演じていらっしゃったのですが、実は『いだてん~東京オリムピック噺~』は『あまちゃん』と同じ宮藤官九郎さんの脚本です。
さらには、メインスタッフもほぼ同じ。
リハーサルや本番では、病気を克服して再会しまた一緒にドラマを撮ることに感慨を覚えたそうで、ラストシーンの撮影終了後に少し涙を流したとのことでした。
視聴者からも、「塩見さん、お帰りなさい」と温かい声も。
きっと、とても辛かった闘病生活を乗り切った塩見さんにとっては嬉しい言葉だったでしょうね。
その後出演した、三池崇史監督のオリジナル映画『初恋』でも、組長代行役として活躍していましたね。
2020年10月には、星野源さんと小栗旬さんが主演し話題となった映画『罪の声』にも出演していました。
また塩見さんの姿が見られてとても嬉しいですね。
無理をせず頑張っていただきたいですね。
塩見三省さんの病気とは?
塩見さんは、2014年からテレビや映画に出演しなくなっていました。
体調が思わしくなかったようです。
塩見さんはファンの方に心配をかけたくなかったのか、当初は病名を公表していませんでした。
それでも、心配される方が多くいらっしゃったでしょう。
2016年のNHKの朝の情報番組内で、2014年3月に脳出血で倒れたということを明かしました。
久しぶりにテレビで見る塩見さんの姿があまりにも痩せていて、視聴者の方から驚きと不安の声が多く寄せられたそう。
なんと、病気で10kgも痩せてしまったそうです。
また、病気の影響で滑舌も良くなく、左半身も少し不自由そうでした。
当時撮影を終えて1ヶ月ほどたった頃に、自宅にいるときに倒れてしまったそうです。
朝から体が重く、すっきりしようとお風呂に入って浴槽から出た途端に力が入らなくなってしまったそうです。
妻が帰宅し、倒れている塩見さんを発見して病院に搬送されたとのこと。
そのときは手術をしなかったそうで、降圧剤を服用し約1日で落ち着いたそうです。
しかし、やはり体が思うように動かず、5ヶ月の入院生活を送っていたとのことです。
塩見三省さんの闘病生活、リハビリは?家族だけではなく有名なあの方に支えられた?
塩見さんは、闘病生活、そしてリハビリ生活の中でご家族に支えられていたようです。
塩見さんは晴子さんという方とご結婚されており、詳細は明かされていませんが息子さんがいるとのこと。
晴子さんは、塩井さんを献身的にサポートしていたそうです。
闘病中の手厚い介護だけでなく、なんとリハビリ施設に毎日通っていたんだとか。
さらには近所の散歩にも一緒に行っていたそうで、塩見さんはとても心強かったでしょうね。
ご家族の支えがあったからこそ、塩見さんは闘病生活を頑張れたのでしょう。
また、元々塩見さんはジムに通ったり、禁酒をしていたり、食生活を非常に気に掛けていたりと健康に注意をしていたそうです。
健康診断も毎年しっかり行い、血圧なども正常だったとのこと。
そんな塩見さんは、ご自身が病気になってしまったことが非常にショックだったそうです。
俳優としてはやっていけないかもしれないと思い、病院では毎日泣いていたんだとか。
しかし、塩見さんはある人の姿を見てとても勇気をもらったそうです。
塩見さんを元気づけた方は一体誰なのでしょうか?
それは、プロ野球界のスターの長嶋茂雄さんです。
ある日、「イッチ、ニイ、サン、シイ!」と元気な声でリハビリをする男性の姿を見かけたそうです。
気になって見てみると、長島茂雄さんだったそうです。
実は塩見さんは、子供のころから長嶋さんの大ファン。
それからというもの、柱の陰から長嶋さんのリハビリを見て元気をもらっていたそうです。
そしてある時、意を決して話しかけたそう。
それからは、長嶋さんが塩見さんを見かけるたびに「グッドチャレンジだね!」と声をかけてくれるようになり、とっても嬉しかったそうです。
命があってよかったという気持ちを大切にしながらリハビリを頑張ることができたとおっしゃっていました。
まとめ
今回は、闘病生活を闘い見事復帰した塩見さんについて紹介しました。
ご自身の変わり果てた姿に心が折れることもあったそうですが、リハビリ生活を耐え抜きました。
塩見さんは、いつかこの2年間が自分に必要だったと思える人生にしたいととても前向きな発言もされています。
また、自分は演技で病気の方を勇気づけたいとおっしゃっています。
そんな塩見さんの今後の活躍をこれからも期待していきたいですね。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。